「京茄子所あさ田」は、大正時代に初代・麻田利一が京加茂の地で茄子の保存と美味を追求し、独自の茄子佃煮「麻利漬」を開発したことに始まります。現在も伝統の製法を守り、二年塩漬けの茄子を加茂の夏水で戻し、手前醤油と砂糖、味醂のみで炊き上げた「京の味」をこの度、おにぎりにまぶし販売することとなりました。
代々引き継がれた「麻利漬」に一番合うごはんの食べ方は何か?を追究し続け、試行錯誤の末、おにぎりという食文化に行き着きました。昨今のおにぎり人気も追い風となり、先代がこだわった食材の組み合わせやごはんまたその炊き方を活かしながら、極めた集大成が「ニギハヤ」のおにぎりなのです。
「麻利漬」の地産地消の茄子はもちろんのこと、この「麻利漬」に合うお米にもこだわり、あらゆる場所に出向いてお米の吟味をしました。厳選したお米に合う炊き方もたくさん試し、お米によって炊飯器や炊き方も変えています。高価な海苔やそれに代わる食材にも目鼻を利かせ、旬の食材を選んでいます。